社労士試験を突破するためにはノートは必要でしょうか。
無駄なサブノートの作成は必要ありませんが、重要ポイントの整理やスケジュール管理として必要なことがあります。
その際の社労士の勉強で効果的なノートのまとめ方等を紹介します。
社労士試験の勉強法にノートでの学習は必要?
ノートで勉強することのメリット
記憶の定着を図れる
ノートを用いて学習することは、書くという行為が伴います。
書いて覚えることは記憶にも残りやすく、知識を定着させるには良い手段です。
また所定給付日数や高額療養費等はなかなか書かないと覚えられない側面もあるので、書くことは有効な手段と言えます。
要点や苦手分野の整理ができる
社労士勉強の場合、ノートは要点や苦手分野の把握をするのに役立ちます。
自分で重要と思う個所や理解が足りていない個所をまとめておくことで、知識を整理することができます。
社労士の勉強には横断的な整理が必要なので、自分で理解できるようまとめるのは大切です。
ノートで勉強することのデメリット
ノート作成に時間をかけすぎてしまう
ノートを作ることはそれだけで時間を費やします。
そこにばかり集中して本来の学習ができなくなってしまっては本末転倒です。
あくまでも要点や苦手項目を簡単にまとめたり、スケジュール管理等のために活用しましょう。
ノートを作ること自体に満足してしまう
ノートを綺麗にまとめることに注力する人がいますが、それはあまり学習効果がありません。
ただ作ることで学習した気になっているだけです。
作るなら効率よく簡潔にまとめることを意識し、作業になってしまわないようにしましょう。
効率的に学習するためのノートのまとめ方は??
全科目の苦手分野に的を絞る
社労士の勉強範囲はとても広いです。
全てをノートにまとめようとするとてつもない時間がかかり、非効率です。
ノートをまとめる時の1つの方法としては、各科目の苦手分野に絞り、そこを端的に整理するというのがおすすめです。
数字や語句に注意しながら、なかなか理解できない個所や何度も間違える個所を意識的にまとめることです。
苦手分野だけに絞っても10科目あるので相当な量にはなりますが、全てをまとめようとして消化不良になるよりは学習効果は高いと思われます。
また自分で分かれば良いので、綺麗にまとめすぎる必要もありません。
横断的に比較しながらまとめる
社労士の科目においては、例えば時効や不服申立て、給付制限や端数処理といった科目ごとで共通したり微妙に異なる分野があります。
こういう項目に関しては科目横断的に比較しながら押さえていくことがポイントです。
表を作成してそれぞれ何が共通するのか、何が違うのかを可視化してまとめることも1つの方法です。
横断学習をする際にはノートは必要不可欠と言えるでしょう。
書くことで記憶の定着にも繋がります。ですので比較しながら科目横断的に学習していくことにおいては、ノートを活用するのが良いでしょう。
【社労士試験】スケジュール管理もできる!学習ツール以外のノートの使い方やまとめ方を紹介
ノートでスケジュール管理することのメリット
学習の進捗を把握できる
ノートでスケジュールの管理をすれば、その予定通りの学習ができているのかを把握できます。
予定通りにいっていなければ見直しを行い、また新たな計画を立てることもできます。
適宜チェックして修正を加えていきましょう。
自分の立ち位置を知ることができる
例えば試験までどのくらい日があって、あとどのくらいの学習をしていくのかといったことも把握できます。
まだ学習量が足りない、もう充分といった現状や丸1日学習に費やせる日は何日かといったこと等も把握し、学習スケジュールを見直せます。
弱点を理解できる
ノートをまとめたりノートで問題演習等を行っている場合、その過程で苦手分野が見えてくるはずです。
どの科目のどの分野が苦手なのか、理解が追いつかないものはどこかを理解することができ、力を入れるべきポイントが分かります。
反省点や、改善点が分かる
学習スケジュールを組んでもその通りに学習できていなかったり、日や週単位での学習量にばらつきがあることが分かったりします。
最初に立てた予定通りの学習ができなかった場合にはこの記録を基に修正や改善ができます。
日・週・月・トータルの勉強量が分かる
学習スケジュールを見返せば日や週、月単位でどのくらい学習できたのかが分かります。
ここから日・週・月トータルで何時間勉強できたか、それは十分か足りないのかといったことを、それぞれで比較しながら調整等を行っていけます。
まとめ
ノートを利用することの最大のメリットは、勉強やスケジュールの状況を可視化でき、現状がどうか分かることにあります。
ですのでノートでまとめることで試験日から逆算してスケジュールが組み立てられますし、勉強だけでなくその管理も行えますので、活用することはおすすめできます。
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